マザー3をプレイしました。
待ちに待ちました。
64で開発中止になってからもうダメな雰囲気が漂い、年月が過ぎ記憶の隅に追いやられてた時に、発売の発表があった時は目を疑ったね。
最初から悲しくて暗いストーリー。
言うほど暗くもないか。
テーマは家族の愛かなぁ。
グラフィックは全て2D。
フル3Dが当たり前のご時世に、2Dの懐かしいグラフィックは個人的に○。
キャラがよく動くんで、ドッターの皆さんGJです。
やっぱり、ドット絵も捨てたもんじゃないス。
基本的には今いる街から次の街へ、という進み方ではなく、同じ街だけど時間の経過により街の様子が変わってゆき、その同じ街で過ごすというような感じなので、移動範囲・世界が狭いです。
街が変わってゆく有様を見るのは楽しいんですが、やっぱり物足りなさを感じる。
悲しいというか、寂しい出来事が盛りだくさんです。
老人ホームとかサルとかネンドジンとか。
エンディングはハッピーエンドっぽいですけど。
音楽いいです。
「おサルの宅配便」とか好きです。
これ聞きながらサルが宅配してるのを見ると寂しくなっちゃいます。
「炎の森」「ひとりで行く」「こうもりさんツイスト」なども個人的には好き。
キャラが新たにPSIを覚える時、熱っぽくなって、一種のステータス障害的な状態になりフィールド上で走れなくなるんだけど、この演出は結構好きです。
いきなり熱っぽくなると、ああ、もうすぐ新しいPSIを覚えるんだなと、わくわくしたり、新しい能力を手に入れる時は、肉体に異常がみられるんだなと、そんな設定というかシチュエーションを楽しんだり。
最後のダンジョン?で、接待ゲームをやらされるんだけど、これがなかなかツボった。
まさに、ザ・接待といった感じで。
ばっかじゃねーのwwwとか笑いながらやってた。
こういったアホ黒いのも悪くないです。
どせいさん出てきます。
初登場時にどせいさん達が襲われてるんですけど、襲われ方がまたユルくていいんですよねこれが。
今回は、どせいさんお手製のいろんな乗り物が登場するんですが、どれもなかなかグッドです。
一番の見所は、ほっかむりで「おしのびです」でしょう。
とりあえず、ポーキーの件は片付いたので、次にマザー4が出るとしたら新しいストーリーになるんだろうか。
ギーグの件はマザー2で片付いた事になるのかな。
ストーリー的には、伏線の回収がされていないような場面が多々出てきているような気がするんで、ちょっと不満。
感動できるっちゃできるんだけど、ストーリーが破綻しているようなしてないような。
ゲームのボリューム的にもちょっと少ないようにも感じる。
25〜30時間でクリアできるんで、サクッと遊ぶにはいいけど、ちょっと物足りないかな。